ピックアップ4選

通常なら複数回に分けて行う治療を、可能な限り1回でまとめて行うことで、通院回数を減らし、全体の治療期間を短縮します。治療開始前に全体的な治療計画を作成し、1回で実施できる工程を見極めて進行します。

短期間での治療完了には、精度の高い治療が欠かせません。当院では「マイクロスコープ」「CT」「光学スキャナー」などの精密機器を駆使して、精度の高い治療を実現しています。これにより、治療の質を確保しつつ、期間短縮を可能にします。詳しくは、こちらもご覧ください。

「iTero5D」という光学スキャナーを用いて、従来の診察では見つけにくい虫歯をより正確に発見することができます。レーザー技術を活用し、肉眼では気付きにくい初期段階の虫歯や、歯と歯の間の小さな虫歯まで詳細に確認できます。

さらに、iTero5Dは噛み合わせの検査も行えます。噛み合わせのバランスを見極め、患者さん一人ひとりに適した治療プランを策定できます。

歯周病の進行具合を測る指標の一つとして「歯周ポケットの深さ」があります。歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間にできる隙間で、歯周病が進行するとその深さが増していきます。一般的に、歯周ポケットの深さが4mmを超えると、歯周病が進行している可能性が高いとされています。

歯周病は、歯を支える骨を徐々に溶かしてしまう病気ですが、この骨の状態を肉眼で確認することはできません。多くの歯科医院ではレントゲンで骨の状況を診断しますが、当院ではさらに精度の高い診断のため「CT」を使用しています。

唾液検査では、虫歯や歯周病のリスクを数値化して把握することができます。唾液の状態を分析することで、お口がどれほど歯周病や虫歯になりやすいかを判定し、患者さん一人ひとりに合った治療や予防プランを作成するのに役立ちます。

「位相差顕微鏡検査」では、生きたままの細菌を観察できる特殊な顕微鏡を用い、口腔内の細菌の活性や種類を確認します。この顕微鏡により、目視ではわからない細菌の動きや特徴を直接観察し、歯周病や虫歯の原因となる菌を特定することが可能です。

口臭の原因の一つは、歯周病菌が発生させるガスです。当院では「口臭測定器」を用いて、お口の中にどの成分のガスが含まれているかを確認します。これにより、どの細菌が口臭の原因となっているかを特定するための参考になり、歯周病や虫歯のリスクを把握し、適切な治療と予防策を講じることができます。